TOP 会則 イベント リンク集 ギャラリー 絶滅危惧 募集 個人情報

絶滅危惧及び準絶滅危惧種

この地球上にはさまざまな種類の生物が生存しています。その数は、確認されているだけでも約140万種、未知のものを含めると300万から3000万種にもなると考えられています。しかし、このうち1年間で4万種もの生物が絶滅しているとも言われており、絶滅のおそれのある生物の種を保護することがとても重要な問題になっています。
 日本においても、人間活動や開発行為による生息地の破壊や、無秩序な捕獲・採取などが原因で、多くの種が絶滅の危機にさらされています。維管束植物では、日本に生育する約7000の種のうち、4分の1にあたる1665種が絶滅のおそれのある種としてレッドデータブックに掲載されています。

野生種のうち約1800種(約35%)は日本国有の植物で、これらの野生種は日本列島の多様な自然環境に適応して進化を遂げ、今日まで生き抜いてきました。ところが、人間活動や各種開発行為による生育地の破壊や、無秩序な採取等によって多くの種が絶滅に追いやられ、また、絶滅の危機に直面しています。
希少種だけでなく、誰にでも親しまれてきた種でも危ない状況に追い込まれているのです。

多様な野生成物が絶滅することなく生息・生育し続けること、また、種の多様性が確保されていることが、人類全体の生存基盤である自然生態系を健全に保持するために必要不可欠であります。その認識をより深く理解されることを私達は願っています。

激減している野生植物 (間違っても山での採集などもっての他です)
「サギソウ」(ラン科)
サギが羽を広げたような花を咲かせる。
江戸時代から栽培されているが、野生種は激減。絶滅危惧種に指定され、天城でも絶滅の危機にある。
「ホザキノミミカキグサ」
ミミカキグサの仲間としては最も大きく、地中に少数の捕虫嚢をもっています。湿地、湿原の植物ですが、湿地、湿原の減少で激減している。絶滅危惧種。
「アサヒラン」(サワラン)
花茎は高さ20〜30センチ、葉は直立し長さ6〜15センチ幅4〜8ミリ、漸尖頭苞は三角形長さ2〜3ミリ花は、紅紫色で横を向いていて咲く、伊豆半島では最近激減しほとんど見られなくなった。絶滅危惧種である。
「カキラン」(ラン科)
日当たりの良い湿地に生える多年草、和名は花の色が柿に似ているからと。茎の高さは50cmになり、葉は先端が尖った卵型で縦にはっきりした脈が見られるのが特徴。愛好家による山取りが盛んで準絶滅危惧種に指定されている。



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送